てんかんについて
てんかんは知能発達.性格形成・行動異常の発生に関係あるのでしょうか。
ケアをするひとにとってこれらのことはきわめて関心のあることです。
まず知能発達ですが、たびたび大発作をくり返すものでは、どうしても知的活動や学習に支障がおこりやすいのです。
ボヤッとするような発作がときどきおこるなら注意が集中できないのは当然です。
この発作をおさえるために薬を増量するのでますます元気がなくなったり、眠気が増したりします。
このような発作の出方によってはかならずしも知能といわなくても注意力とか集中性とか、学習意欲とかいう点で問題がおこることは避けられません。
しかしごく稀におこる大発作やしだいに良くなっている軽い発作などでは一般に知能に関係ありません。
ときにはきわめて知能の良い例や才能児の居ることも事実です。
昔から優れた文学者や科学者にてんかんを持っていたひとがいます。
しかし逆の見方をするなら、知恵遅れの場合にはてんかんの発生が多いということも言えます。